【改稿版】シンデレラは王子様と離婚することになりました。
真上から覗きこむ彼の瞳は、少しいたずらっぽくて、それでもやっぱりかっこいい。
不敵な笑みがよく似合っている。
「キスしていい?」
え、エネルギー補給って……そういう意味?
「アイス溶ける」
「俺よりアイスが大事なのか」
少しだけ拗ねたような表情も可愛くて、胸がきゅんとする。
「……アイスが溶けないうちなら、いいよ」
大翔はふっと笑い、軽く唇を重ねてきた。
それで終わると思ったのに、啄むように、何度も何度も。
リップ音が重なって、甘さに体が熱くなっていく。
目を閉じてキスを受け入れていると、ぽとりと鎖骨に冷たいものが落ちた。
「溶けた……」
私がつぶやくと、大翔はその水滴をぺろりと舐めとった。
「まだ溶けてない」
そう囁いて、また唇を重ねてくる。
──もう、アイスなんてどうでもいい。
だって、大翔のキスの方がずっと甘いから。
不敵な笑みがよく似合っている。
「キスしていい?」
え、エネルギー補給って……そういう意味?
「アイス溶ける」
「俺よりアイスが大事なのか」
少しだけ拗ねたような表情も可愛くて、胸がきゅんとする。
「……アイスが溶けないうちなら、いいよ」
大翔はふっと笑い、軽く唇を重ねてきた。
それで終わると思ったのに、啄むように、何度も何度も。
リップ音が重なって、甘さに体が熱くなっていく。
目を閉じてキスを受け入れていると、ぽとりと鎖骨に冷たいものが落ちた。
「溶けた……」
私がつぶやくと、大翔はその水滴をぺろりと舐めとった。
「まだ溶けてない」
そう囁いて、また唇を重ねてくる。
──もう、アイスなんてどうでもいい。
だって、大翔のキスの方がずっと甘いから。