溺愛幼なじみは甘くて強引
「ひっ……――!」
と私が悲鳴を上げる前に、光の速さで理央が制服を脱いで、私にかぶせた。
理央の大きい制服が、私の上半身を上手く隠している。
「南月は声を出さないでね」と言った理央。何事もなく、皆へ話し掛けた。
「結局、南月に何を飲ませたの?」
すると、私の露出は三人に見られてなかったらしい。いつも通り、会話が進んでいく。
「朝あげたチョコ、アレお酒入りだったのよ」
「え。じゃあ、単に酔ってただけ?」
「みたいだね~。災難だったねぇ、南月ちゃん」
すると、後ろでアリスちゃんが「知ってたくせに」と太陽くんを睨んだ。
加えて、私が理央の制服を頭からかぶってるのを見て、不審がる。
「南月、何してるの?ただでさえ暑いのに、制服なんか被って」