恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


 ベッドを出て、今日の服をわずかな手持ち服でコーディネートする。

 今日はホワイトのペプラムブラウスに、ベージュのテーパードパンツを選ぶ。これに出かけるとき、カーディガンを羽織っていくことに決めた。

 極力音を立てないようにしてパウダールームに入り、洗顔だけサクッと済ませて自室に戻る。そのままドレッサーにかけ、ヘアメイクを済ませた。

 身支度を済ませて自室を出たのは、五時五十分。キッチンに入りエプロンをかけて朝食の準備に取り掛かる。

 今朝は洋食にしようと思い、生ハムとルッコラのサラダを作って、スクランブルエッグ作りに取り掛かる。


「おはよう」


 解いた卵をフライパンに流し入れたところで、筧さんがリビングに顔を出した。すでに着替えを済ませていて、シャツにベストの格好だ。


「おはようございます」


 一夜明けて落ち着いて顔を合わせても、やっぱり緊張が高まる。すぐに自分の手元に視線を落として、スクランブルエッグに集中した。

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