恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました


 その日は残業もなく、定時に仕事を終え会社を出ることができた。

 マンション近くのスーパーに向かいながら今日の夕食について考える。

 夕方近く、筧さんからメッセージアプリに連絡が入っていた。

 今晩の帰宅は二十一時近くになりそうだという知らせがあり、それなら夕食を作ると申し出た。

 仕事後に大変だろうと言われたけれど、大丈夫だと言ってどんなものがいいのか伺うと、筧さんはお礼と共に夕食は軽いものでいいと希望してくれた。

 それを踏まえ、昨日は和食だったため、今日は洋食でいこうかとメニューを考える。

 スーパーに入店すると、青果コーナーでキノコが目につき、ミルクベースの野菜スープを作ろうと思いついた。

 しめじやエリンギなどのキノコ類をかごに入れ、ジャガイモとキャベツも手に取る。

 次に精肉コーナーに向かい、鶏もも肉もかごに投入した。

 あとは調味料類で必要なものも買い求める。

 買い物を終えてマンションに到着したのは、十九時を少し回った頃だった。

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