幼なじみ社長は私を姫と呼んで溺愛しています
有休消化中の私と違って、千紘は明日もまた仕事なのに疲れの色を全く見せない。

「お披露目パーティーって誰が準備してるの?」

「主に秘書たちだ。仕事の一環だから」

「…そういえばパーティーっていつ?」

「来週末だ」

「は?何それ!心の準備が間に合わない!」

「大丈夫だ。姫は心の準備ができてなくても綺麗だから」

「そういう話じゃなくてっ」

「さあベッドに」

「無理っ!!」


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