極甘悪魔な御曹司の溺愛は揺るがない【財閥御曹司シリーズ伊達家編】
「あの、お姉ちゃんが見合いって……本当ですか?」
見合いのことを確認すると、叔父はどこか誇らしげに言う。
「ああ。相手は十月からディーエーの副社長になる社長のご子息だ」
「えっ、それって常務のこと?」
うちの会社の常務は社長の息子。背が高く、俳優顔負けのイケメンで、女性に優しい。そのため、玉の輿を狙う女性社員にモテモテだ。
「違う。常務より三つ上の兄の方だよ。うちのアメリカ支社にいたんだが、会長の命で日本に戻ってきたんだ。この見合いも会長からの話でな」
江戸時代から名を馳せている伊達家当主で、社長の父親である会長は、伊達財閥の頂点に君臨するとても偉いお方。経団連の会長もしていて、経済界のドンと言われている。戦後不振に陥っていた伊達財閥を再建し、日本一に押し上げた剛腕だ。
とても厳格で怖い人らしいが、叔父は会長の秘書をしていたこともあって気に入られているらしい。
そういえば、昔叔父から社長にはふたりのご子息がいて、ひとりはアメリカ支社にいると聞いたことがある。なんでも、そのご子息が業績不振だったアメリカ支社をたった二年で立て直したそうだ。新しい副社長は、会長の血を強く受け継いでいるのかもしれない。
見合いのことを確認すると、叔父はどこか誇らしげに言う。
「ああ。相手は十月からディーエーの副社長になる社長のご子息だ」
「えっ、それって常務のこと?」
うちの会社の常務は社長の息子。背が高く、俳優顔負けのイケメンで、女性に優しい。そのため、玉の輿を狙う女性社員にモテモテだ。
「違う。常務より三つ上の兄の方だよ。うちのアメリカ支社にいたんだが、会長の命で日本に戻ってきたんだ。この見合いも会長からの話でな」
江戸時代から名を馳せている伊達家当主で、社長の父親である会長は、伊達財閥の頂点に君臨するとても偉いお方。経団連の会長もしていて、経済界のドンと言われている。戦後不振に陥っていた伊達財閥を再建し、日本一に押し上げた剛腕だ。
とても厳格で怖い人らしいが、叔父は会長の秘書をしていたこともあって気に入られているらしい。
そういえば、昔叔父から社長にはふたりのご子息がいて、ひとりはアメリカ支社にいると聞いたことがある。なんでも、そのご子息が業績不振だったアメリカ支社をたった二年で立て直したそうだ。新しい副社長は、会長の血を強く受け継いでいるのかもしれない。