結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
「んー、聞こえないなー」
眼鏡の向こうで彼の目が、愉悦を含んで歪む。
「だ、だから。
矢崎……紘希とのこど……!」
そこからあとは、身を乗り出してきた矢崎くん――紘希の唇に遮られた。
唇が離れ、私を見つめる瞳は艶を含んで光っている。
「それって俺に、抱かれる気になったってこと?」
熱い顔で、それに黙って頷いた。
「わかった!」
勢いよく彼が椅子から立ち上がる。
「イブキ」
そのまま私たちの後ろで遊んでいたイブキを抱き上げ、リビングへと入っていく。
「お前はもう、ステーイ、な」
なにをしているのかと見に行ったら、ケージにイブキを閉じ込めていた。
「純華」
さらに私に気づき、手招きしてくる。
「なに?
うわっ!」
近づいた途端、いきなり抱き上げられて慌ててその首に掴まった。
「紘希?」
「純華の気が変わらないうちに抱く」
私を抱えたまま、紘希は二階へと向かっていく。
「でも、片付けはいいの?」
「あとで俺がやっとくからいい」
ちゅっと軽く私に口付けし、器用に寝室のドアを開ける。
ベッドの上に紘希は、私をそっと下ろした。
「片付けたんだ」
「まあな」
たぶん、海から上がって私がお風呂に入っているあいだに片付けてくれたんだろうな。
眼鏡の向こうで彼の目が、愉悦を含んで歪む。
「だ、だから。
矢崎……紘希とのこど……!」
そこからあとは、身を乗り出してきた矢崎くん――紘希の唇に遮られた。
唇が離れ、私を見つめる瞳は艶を含んで光っている。
「それって俺に、抱かれる気になったってこと?」
熱い顔で、それに黙って頷いた。
「わかった!」
勢いよく彼が椅子から立ち上がる。
「イブキ」
そのまま私たちの後ろで遊んでいたイブキを抱き上げ、リビングへと入っていく。
「お前はもう、ステーイ、な」
なにをしているのかと見に行ったら、ケージにイブキを閉じ込めていた。
「純華」
さらに私に気づき、手招きしてくる。
「なに?
うわっ!」
近づいた途端、いきなり抱き上げられて慌ててその首に掴まった。
「紘希?」
「純華の気が変わらないうちに抱く」
私を抱えたまま、紘希は二階へと向かっていく。
「でも、片付けはいいの?」
「あとで俺がやっとくからいい」
ちゅっと軽く私に口付けし、器用に寝室のドアを開ける。
ベッドの上に紘希は、私をそっと下ろした。
「片付けたんだ」
「まあな」
たぶん、海から上がって私がお風呂に入っているあいだに片付けてくれたんだろうな。