結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
「あれだけ注意したのに聞かなかったオマエが悪い、自業自得だって。
これで懲りて反省しろ! って滅茶苦茶怒鳴ったって聞いてる」
「……そうなんだ」
私は裁判でしか、鏑木社長側の対応を知らない。
実はそんなことがあったなんて驚きだ。
それにそれは、いかにも曲がったことが嫌いな会長らしい。
「会長としては、反対にそこまで追い詰めた謝罪と最大限のフォロー、慰謝料も払うべきだって思ってたんだよ」
「なら、なんで」
父の裁判は散々だった。
アイツは都合のいい事実ばかりをねつ造し、父が横柄な取引先で自分がいかに困窮していたか訴えた。
父は反論しなかったのでそれが通り、重い罰と多額の賠償金を背負わされたのだ。
「アイツがオレをこんな目に遭わせたヤツは絶対に許さんって、暴れたんだよ。
会長の言うことを聞かずに、自分の希望を叶えてくれる弁護士連れてきてさ。
それで会長、ぶち切れたおかげで血圧上がりすぎていろいろヤバくなって、入院してるあいだにさらに好き放題。
会長は今でも、純華の父親に申し訳なく思ってるよ」
「そう、なんだ」
これで今までの違和感がかなり拭えた。
あんなヤツが野放しな会社なんて超ブラックに違いないと入ったのに、会社としてはホワイトなんだもの。
あの当時は本部で部長をしていたアイツが子会社に行ったからというのはあるかもしれないが。
これで懲りて反省しろ! って滅茶苦茶怒鳴ったって聞いてる」
「……そうなんだ」
私は裁判でしか、鏑木社長側の対応を知らない。
実はそんなことがあったなんて驚きだ。
それにそれは、いかにも曲がったことが嫌いな会長らしい。
「会長としては、反対にそこまで追い詰めた謝罪と最大限のフォロー、慰謝料も払うべきだって思ってたんだよ」
「なら、なんで」
父の裁判は散々だった。
アイツは都合のいい事実ばかりをねつ造し、父が横柄な取引先で自分がいかに困窮していたか訴えた。
父は反論しなかったのでそれが通り、重い罰と多額の賠償金を背負わされたのだ。
「アイツがオレをこんな目に遭わせたヤツは絶対に許さんって、暴れたんだよ。
会長の言うことを聞かずに、自分の希望を叶えてくれる弁護士連れてきてさ。
それで会長、ぶち切れたおかげで血圧上がりすぎていろいろヤバくなって、入院してるあいだにさらに好き放題。
会長は今でも、純華の父親に申し訳なく思ってるよ」
「そう、なんだ」
これで今までの違和感がかなり拭えた。
あんなヤツが野放しな会社なんて超ブラックに違いないと入ったのに、会社としてはホワイトなんだもの。
あの当時は本部で部長をしていたアイツが子会社に行ったからというのはあるかもしれないが。