御曹司は部下の彼女に仕事も愛も教えたい

 「母さん。一応社内には内密にしているんだ」

 「へーえ。どうせ、感づかれてるでしょ」

 「……うるさいな」

 「とにかく、お付き合いにどうこう言う気はありません。彼女のこと私は気に入ったから、息子の彼女としては合格です。た・だ・し。是非うちとのプロジェクトに参加していただきますので……悪いわね、英嗣。覚悟しなさい」

 彼は頭を抱えてしまった。

 「というわけで、水川さん。近いうちにそちらの社長に直接アポを取って、会いにいきますから、あなたも途中から入ってきてね。呼んでもらうからね」

 「ええー?」

 「そういう仕事をしたいって言ったわよね?今がチャンスよ!」
 
 「そ、そうでした。やりたいです。頑張ります!」
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