欲求不満な旅人達(2nd)

関係性

ダグラスの視点

ネルに会いに彼女の家に行く

ノックをしても返事がない

4人で戻ろうとしたら向こうから女性が手を振っている

この街に来てから何度か手伝いをしているから顔は覚えている

食料品を買ってきたらしい

ネル「呼んでおいて悪いね、中にどうぞ・・・散らかっているけど」

知ってる

中に入る

ゴミはきれいに片付けられている

本と紙と研究の資材がそこらじゅうにころがっている

あと服と下着

来たものなのか洗ったものなのか怪しい

4人掛けのテーブルに座ろうとするとパンツとブラがいすにかかっていた

ネル「それは洗ってあるから大丈夫」

そういいながらお湯を沸かしている

そういう大丈夫なのだろうか?

アリシアが簡単に片づけた

椅子が1つたりない

ネルが作業台から椅子をもってくる

歳は30代後半には見える・・・魔女の年齢はわからないか

そういえばシェリルの歳も知らない

髪はショートかっとでグレー

たれ目で鼻が高い・・・メガネをかけていて目立たないが彫が深い

唇は厚い背は160cmくらいのやせ形・・・というかきゃしゃ

服はゆるいワンピースにカーディガンを重ね着している

ネル「コーヒーと紅茶どっちにする?」

僕とアンジェラがコーヒーでシェリルとアリシアが紅茶

ネル「そっか・・・私は紅茶にしようかな・・・」

カップとポットを洗っている

ガリガリ音がなっている・・・コーヒーの豆か

部屋の中を眺める

怪しい物が並んでいる

不揃いなカップをトレイにのせてネルが運んでくる

ネックレスに緑色の石がぶら下がっているエメラルドではないか・・・

カップにお茶を注ぐ

いたって普通だった

ネル「どうかした?」

ダグラス「いや・・・普通だな・・・と思って」

ネル「あぁ・・・魔法でポットとカップがかってにお茶を入れてくれると思った?」

ダグラス「ははは」

ネル「やってみてもいいけど・・・怖いかな・・・」

アリシア「怖い?」

ネル「毒を盛られるかも」

シェリル「なるほど」

ネル「お茶の味なんで知らないだろうから何が出来上がるかわからにけどね・・・」

確かにそれは飲みたくない

ネル「遺跡に行ったんだって?」

ダグラス「えぇ・・・まぁ」

ネル「なにがあったか聞きたいんだけど・・・いいかな?」

どこまで話ていいものか

ネル「魔法陣から出てきたものが何だったか・・・かな」

どこまで知っているのだろう

ネル「あ・・・心配しないで大丈夫、機関の事務所に行けば全部聞けるんだけどね・・・行くのがめんどくさいだけ」

・・・魔法陣の話は何で聞いたのか不思議だった

ネル「へぇ・・・向こう側から繋いだんだ・・・」

ダグラス「出てきた・・・悪魔か何かは人の姿になってどこかに消えた・・・もう1体は」

ネル「2体もいたの?」

ダグラス「はい、それはノーラという魔女が保護しています」

ネル「・・・保護ね・・・おもちゃにしてそうだな・・・」

みんなそう思うらしい

ネル「そうだ、お願いしたいことがあるんだけどね・・・」

ダグラス「はぁ」

ネル「隣の村でドラゴンを飼育しているところがあるのしってる?」

ダグラス「えぇ、一度行ったことは」

ネル「なら話が早い、一緒に行って欲しいんだけどいいかな?」

明日の予定はない

ネル「急いでないからいつでもいいけどね・・・」

移動の護衛だけなら楽な仕事になる

機関の事務所に話は通しておいてくれるらしい

夕食を食べて宿に泊まる

珍しく空き部屋が少なかった

1部屋だけ、ベッドが2つある

いつものことか・・・

遺跡の騒動で冒険者が増えたらしい

モンスター相手に魔法のテストをしたいやからが多い

まぁ自分も試してみたい魔法と武器はいくつかある

シャワーを浴びて出てくるとアンジェラとシェリルは片方のベッドを占領して寝ていた

2人とも少し飲んでいたか

そこに入るかアリシアとベッドに入るか・・・迷う

アリシア「私はソファーでいいからどうぞ」

ダグラス「あぁ・・・その手があったか」

アリシア「は?」

ダグラス「いや、その二人といたらなんとなく、それが普通になってたから」

アリシア「まぁ、一緒に寝てもいいけど・・・シャワーを浴びてくる」

ダグラス「ぼくがソファーでいいよ」

アリシア「雇い主を差し置いてそれはな・・・」

そういいながらシャワーを浴びにいく

なるほどそういう関係だったか
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