れんれんと恋するための30日


「透子さん、時間を無駄にしちゃだめだよ。
好きなら、好きって伝えなきゃ。
私も同じ、でも、私にはもっと時間がない…
私は蓮が好き、小さい時から蓮が大好きだった。
だから、今、好きって言えることにとても感謝してる。

透子さんも自信を持ってミッチーに伝えなきゃ。
今、一緒に同じ場所に居れる時に。
だって、フランスに帰っちゃったら目を見て言えなくなるでしょ?」


福は余計な事を言ってしまったことを後悔した。


「幸ちゃんに時間がないって、どうして?」


福は笑いながら「それは忘れて」と言った。

今は、そんなことはどうでもいい。
とにかく、透子が素直になって告白することが大切だから。

それより蓮は透子のことを、どんな風に思っているのだろう…?


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