憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした



頑張ったメイクに気づいて褒めてくれる良い友達ができて嬉しい。


いつ会っても良いように。いつ告白しても良いように。

理玖には綺麗な私を見て欲しい。



ヒーローに憧れてた私なんて女として見てくれるか心配だけど、あの甘い甘い記憶が女としての自信をくれた。






だけど、時期は3学期

3年生にとっては自由登校の時期らしい。


理玖がどんな進路に進むかなんて知らない私はこのまま会えずに卒業していくのではないかと不安になった。


一度勇気を出して3年生の階に行ってみたものの、来ている生徒はひとクラスに数人程度で、理玖の姿はなかった。





意気込んだ気持ちが徐々に萎んでいく日々だった。




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