憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした





夢心地の気分が1週間経っても消えない。


理玖の卒業式の日
私は大好きな人に告白された。

嬉しい気持ちを超えるぐらい理玖への好きが爆発した。


幸せで夢を見ているようなキスは現実だとは思えなかった。

夢心地のまま旧校舎に向かったら、そこには男子が数十人いて、私たちを見て大いに盛り上がっていた。



そこで少し現実に戻った私が聞いたのは、理玖が遊蘭の総長だということで、理玖の卒業式をもって解散するということ。


追いつかない私を気に留めることなく、遊蘭の人たちは理玖をからかい始めた。


『理玖さんやっとっすかー!?理玖さんも手こずることあるんすね!』

『いやー、理玖さんを射止めるとかマジ半端ないよなこの子』

『この子変わった子だとは思ってたんだよな…。夜鴉にくそ可愛い下っ端が入ったって一時期有名だったよな?』

『理玖さんおめでとうございます!!』



騒いでる遊蘭の人たちの中には文化祭で仲良くしてくれた3人もいた。

その3人は『俺らが2人の陰のキューピッドだー!』などと言っていた。



< 137 / 154 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop