憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした
"王子様"というワードが懐かしいのか、理玖はくすくす笑ってる。
それからお母さんが私の子どもの頃の話を永遠に話し続けて特に公園でヒーローに助けてもらった一連の話は長尺に話してた。
ひとしきり話し終えて満足したようで買い物へ行くからと軽い足取りで出て行った。
静かになったリビングで隣には理玖がいる。
「帰って来てたんだね。びっくりしたよ。」
「彩の制服見れるの今日までだから。」
そう言って私の前に立ってじっと見てる理玖
なんだか恥ずかしくて視線を彷徨わせるけど、久しぶりの理玖を見たい欲がある。
ちらちらと視線を合わせる私に理玖はふっと笑って跪いた。
「彩、俺が帰ってきたら結婚しようか。」