憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした
うるさい黒田を無視して続ける。
「ある人物への強姦補助、恐喝、そして遊蘭陣地への不法侵入、遊蘭総長への痴漢行為」
倉庫内の視線が黒田へと向かう。
そして、ざわざわとざわめきが広がる。
「強姦補助…って、襲わせる、みたいな?」
「遊蘭に不法侵入!?」
「遊蘭総長に痴漢とか…やばくね?」
「待って!嘘よ!そんなことするわけ無い!」
「遊蘭総長は軽い処罰で済ましてくれるんだ。お前たちには悪いが、ここにはもう来れない。」
頭を下げる俺に戸惑っている様子だ。
「総長!頭を上げてください!」
「加奈子!お前、遊蘭の総長とヤったのか!?」
後ろから激しい声が響き渡る。
「ヤってないわよ!」
「じゃあ何だ!痴漢行為って!」
「大輝が大袈裟に言ってるだけに決まってる!抱いてって言ったら逃げられたもの!」
その一言の後、バキッと鈍い音がなる。
「っ痛!何するの!?」
「てめぇ、俺を裏切ったな!」
「だからヤってないって言ってるでしょ!?」
「抱いて欲しかったんだろ!?お前が誘ったんだろうが!」