遠き日の忘れ物「思い出の家族たちへ」
 全国ネットの会社が増えてしまった。 そしてチェーン店の経営者は俄か社長である。
儲けることしか考えてないし、本部も設けるために発破を掛けまくっている。
その下でマッサージ師はただただ働くだけで文句すら言えない。 言えば首が飛ぶ。
「文句も言わずにやることだけをやってくれる人を雇いたい。」と言い切る社長も居るくらいだ。
だからか、ハローワークに提示される求人票も大げさでキラキラした物が多い。

 月給20万から25万円。
定期昇給 賞与 社会保険 雇用保険完備。

 このような謳い文句に誘われて働いてはみたものの、現状はまったく違う。
そんな業者が狭い地域に乱立している。 それでも飽きない業者は毎月求人票を出し続けている。
そのような実態に市町村も国も全く気付かない。 それでいいのだろうか?

 ある業者の話を聞いた。
その業者は施術比では儲けにならないから往療費で儲けを出しているというのである。
会社が儲かってもマッサージ師に何のメリットも無いのでは本末転倒である。 いずれ廃れていくだろう。
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