同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「…俺は、一冴と喧嘩をしにきたわけじゃない」

「それが甘ぇんだよ!そんな生ぬるい考えで、なにが守れるってんだよ!!」


一冴さんは容赦なく藍を殴る。

地面に倒れる藍の上にまたがって、何度も何度も。


「…藍!…藍っ!!」


わたしは、涙声混じりになりながら叫ぶ。


こんなに一方的に殴られているというのに、それでも藍は手を出さない。


「一冴…、俺は昔みたいにまたお前と――」

「うるせぇ!!しょせん、お前は偽善者なんだよ!」

「…違うっ!兄弟…、いや、家族としていっしょに――」

「オレを切り捨てたくせに、今さらなに言ってやがる!!オレはお前を潰すことだけを考えて、これまで生きてきた!わかった気になってんじゃねぇ!!」


左頬を殴られ、右頬を殴られ――。

もう見ていられない。
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