同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
朝だって無視されたし。

こんなに普通に会話できるやつだとは思ってなかった。


「べつに…“女嫌い”だなんて言った覚えはねぇよ。まあ、女ってすぐ泣くし媚びるし、好きではないけど」

「それを“女嫌い”って言うんだよ」


と、わたしが言った瞬間、わたしの右頬に無愛想男がそっと手を触れた。

思わぬ行動に驚いて、体がビクッと反応する。


「な…なに――」

「少し…じっとしてろ」


至近距離で囁かれる低い声。

徐々に近づいてくる無愛想男の色っぽい表情。


ま…、まままま…待って…!


これって…いわゆる――。

…キ……、キ…ス……というやつですか…!?


いきなりの展開に、わたしは恥ずかしくなって顔を真っ赤にして、とっさに目をギュッとつむった。


こんなところで…ファーストキスを奪われるなんて聞いてない…!
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