緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
私の魔法だと魔力がキラキラと光って水になっていたけれど、ヘルムフリートさんの魔法の場合、魔法陣から出た水の球がだんだん大きくなっていた。
普段、他の人の魔法を見る機会なんて無かったから気が付かなかったけれど、ヘルムフリートさんの魔法が一般的なのであれば、私の魔法は確かに普通じゃないとわかる。
(一体どうなってるの……?! お祖父ちゃんは何も言ってなかったよね……?)
私の魔法を見たお祖父ちゃんからも両親からも、何かを言われたことはない。だから魔法はこういうものだと思っていたのに。
「通常では魔法陣に書かれた術式で水を生成しているが、アンの魔法は魔力を水に変換してるのだな」
「そんな魔法は聞いたことがないよ。まあ、それは後で調べるとして、今はアンさんが作った水が何故毒を無くすのか、だね」
ヘルムフリートさんはそう言うと、鞄の中からガラス容器と箱のようなものを取り出した。
「そういう訳でこの容器の中に毒あり球根と解毒した球根を入れていいかな?」
ヘルムフリートさんが出した箱のようなものは、魔力や成分などを調べる魔道具なのだそうだ。
普段、他の人の魔法を見る機会なんて無かったから気が付かなかったけれど、ヘルムフリートさんの魔法が一般的なのであれば、私の魔法は確かに普通じゃないとわかる。
(一体どうなってるの……?! お祖父ちゃんは何も言ってなかったよね……?)
私の魔法を見たお祖父ちゃんからも両親からも、何かを言われたことはない。だから魔法はこういうものだと思っていたのに。
「通常では魔法陣に書かれた術式で水を生成しているが、アンの魔法は魔力を水に変換してるのだな」
「そんな魔法は聞いたことがないよ。まあ、それは後で調べるとして、今はアンさんが作った水が何故毒を無くすのか、だね」
ヘルムフリートさんはそう言うと、鞄の中からガラス容器と箱のようなものを取り出した。
「そういう訳でこの容器の中に毒あり球根と解毒した球根を入れていいかな?」
ヘルムフリートさんが出した箱のようなものは、魔力や成分などを調べる魔道具なのだそうだ。