緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
気合を入れているところを見られているとは思わなかった私は、恥ずかしいのを隠すようにジルさんへ抗議する。だけど、自分でもわかるほど熱を帯びて真っ赤になった顔に、迫力なんて全く無い。
ジルさんはそれすら面白かったようで、声を出して笑い出した。
「ははは! いつもアンが真剣に仕事に取り組んでいるのはわかっている。アンが可愛くてつい笑ってしまった。不快にさせたのなら申し訳ない」
「……っ?! か、かわ……!! え、ええ〜〜〜!?」
私はジルさんから放たれた強力な一言に撃沈する。しかも初めて声を出して笑っているジルさんの姿に、赤い顔が更に真っ赤になるし、心臓は痛いほどドキドキしているしで気絶してしまいそうになる。
「…………僕は一体何を見せられているんだろう……。あーあ。フロレンティーナに会いたくなってきちゃった……」
私達の様子を見て絶句していたヘルムフリートさんが、遠い目をしながら寂しそうに呟いている。
「……む。お前もようやく俺の気持ちが理解できたか」
「まさかジギスヴァルトにあてられる日が来るとは思わなかったよ……。人生何があるかわからないものだね」
ジルさんはそれすら面白かったようで、声を出して笑い出した。
「ははは! いつもアンが真剣に仕事に取り組んでいるのはわかっている。アンが可愛くてつい笑ってしまった。不快にさせたのなら申し訳ない」
「……っ?! か、かわ……!! え、ええ〜〜〜!?」
私はジルさんから放たれた強力な一言に撃沈する。しかも初めて声を出して笑っているジルさんの姿に、赤い顔が更に真っ赤になるし、心臓は痛いほどドキドキしているしで気絶してしまいそうになる。
「…………僕は一体何を見せられているんだろう……。あーあ。フロレンティーナに会いたくなってきちゃった……」
私達の様子を見て絶句していたヘルムフリートさんが、遠い目をしながら寂しそうに呟いている。
「……む。お前もようやく俺の気持ちが理解できたか」
「まさかジギスヴァルトにあてられる日が来るとは思わなかったよ……。人生何があるかわからないものだね」