緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
カップをそっとジルさんの前において「どうぞ」と勧めると、優雅な仕草でジルさんがクロイターティを口に含む。
「……美味い」
クロイターティを飲んだジルさんが、その美味しさに目を見開いて驚いている。それからお皿のプレッツヒェンに手を伸ばし一口かじると、これまた嬉しそうな表情を浮かべながら満足そうに残りのプレッツヒェンを食べてくれた。
そんなジルさんの様子に、ローズマリンの香りを気に入ってくれて良かったと、ホッと胸を撫で下ろす。
もし好みじゃないクラテールだったら目も当てられない事態を招いていただろう。休んで貰うのが目的なのに、苦行を強いてどうするのだと罪悪感に襲われるところだった。
「……うむ。このプレッツヒェンも素晴らしい。クラテールの香りも良く後を引く美味さだな」
「クラテールは結構好き嫌いが激しいので心配しましたけど、気に入って貰えて嬉しいです! 今回使ったローズマリンは体調を整える効果があるんですよ。しかも若返り効果まで! ジルさんの疲れも取れたら良いんですけど」
「……美味い」
クロイターティを飲んだジルさんが、その美味しさに目を見開いて驚いている。それからお皿のプレッツヒェンに手を伸ばし一口かじると、これまた嬉しそうな表情を浮かべながら満足そうに残りのプレッツヒェンを食べてくれた。
そんなジルさんの様子に、ローズマリンの香りを気に入ってくれて良かったと、ホッと胸を撫で下ろす。
もし好みじゃないクラテールだったら目も当てられない事態を招いていただろう。休んで貰うのが目的なのに、苦行を強いてどうするのだと罪悪感に襲われるところだった。
「……うむ。このプレッツヒェンも素晴らしい。クラテールの香りも良く後を引く美味さだな」
「クラテールは結構好き嫌いが激しいので心配しましたけど、気に入って貰えて嬉しいです! 今回使ったローズマリンは体調を整える効果があるんですよ。しかも若返り効果まで! ジルさんの疲れも取れたら良いんですけど」