緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
ジルさんは休暇日の調整ができたらしく、次の休みの日からこの温室に来てくれることになり、その時、一緒にクラテールの鉢植えを作る約束をした。
「これからもよろしく頼む」
ジルさんはそう言って花束を抱えて帰っていった。
ちなみに今日作ったプレッツヒェンはほとんどジルさんが食べてくれた。騎士の人は身体をよく使うから、その分食べる量も多いのだろう。
結構な量を作ったので、残ったら持ち帰って貰おうと思っていたけれど、かなり気に入ってくれたみたいでとても嬉しい。
私はジルさんを見送った後、温室に戻り食器を片付ける。
空になったお皿とカップを片付ける音が静かな温室に響いて、さっきまでここで笑っていた人がいなくなった寂しさを痛感する。
(でも、また次の水の日に来てくれるんだし、よく考えたら会う回数が増えるもんね!)
気を取り直した私は、ジルさんが作るクラテールの鉢植えを、どのようなものにしようか考えながら温室を後にした。
* * * * * *
「これからもよろしく頼む」
ジルさんはそう言って花束を抱えて帰っていった。
ちなみに今日作ったプレッツヒェンはほとんどジルさんが食べてくれた。騎士の人は身体をよく使うから、その分食べる量も多いのだろう。
結構な量を作ったので、残ったら持ち帰って貰おうと思っていたけれど、かなり気に入ってくれたみたいでとても嬉しい。
私はジルさんを見送った後、温室に戻り食器を片付ける。
空になったお皿とカップを片付ける音が静かな温室に響いて、さっきまでここで笑っていた人がいなくなった寂しさを痛感する。
(でも、また次の水の日に来てくれるんだし、よく考えたら会う回数が増えるもんね!)
気を取り直した私は、ジルさんが作るクラテールの鉢植えを、どのようなものにしようか考えながら温室を後にした。
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