緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
今は元気に育っている花たちだけれど、生産量を増やそうとして植栽間隔を狭くすれば、根詰まりを起こし花が育たなかったり枯れてしまう場合がある。
やはりどう考えてもこれ以上花畑を広げることは無理そうだ。
「うーん、あともう少し何かを足したいんだよねぇ……」
花畑全てを使えば、王女様の希望通りの雰囲気の花を準備できる。
だけど私はあと一つ、何かを加えたいな、と思う。
王女様が希望しているとはいえ、あの時の花束そのままの花を使用すると、感動が薄れるような気がするのだ。
私はぐるっと周りを見渡して、あるものに目を留めた。
「そうだ! この花を使えば良いんだ!」
──私が目に留めたのは、白いマイグレックヒェンだ。
浄化されて毒がない白いマイグレックヒェンはとても可愛いし、花言葉も「純潔、純粋、幸福」で、まさにぴったりだと思う。
それに「幸せを呼ぶ花」と呼ばれる通り、王女殿下の病気を治す薬にもなっているので、マイグレックヒェン以上にふさわしい花は無いんじゃないだろうか。
マイグレックヒェンなら鉢植えで育てることが出来るから、花畑の場所を取らないし。
やはりどう考えてもこれ以上花畑を広げることは無理そうだ。
「うーん、あともう少し何かを足したいんだよねぇ……」
花畑全てを使えば、王女様の希望通りの雰囲気の花を準備できる。
だけど私はあと一つ、何かを加えたいな、と思う。
王女様が希望しているとはいえ、あの時の花束そのままの花を使用すると、感動が薄れるような気がするのだ。
私はぐるっと周りを見渡して、あるものに目を留めた。
「そうだ! この花を使えば良いんだ!」
──私が目に留めたのは、白いマイグレックヒェンだ。
浄化されて毒がない白いマイグレックヒェンはとても可愛いし、花言葉も「純潔、純粋、幸福」で、まさにぴったりだと思う。
それに「幸せを呼ぶ花」と呼ばれる通り、王女殿下の病気を治す薬にもなっているので、マイグレックヒェン以上にふさわしい花は無いんじゃないだろうか。
マイグレックヒェンなら鉢植えで育てることが出来るから、花畑の場所を取らないし。