人肉病
☆☆☆
「麻子と行動しなくていいのか?」
保険室内の光景を見ていたはずの圭太がそう声をかけてきたので私は曖昧にうなずいた。
「ここは鍵をかけておけば安全だと思う。しばらく食料もありそうだし」
少なくても、私達みたいになんの目標もなく校内にいるよりはマシだと思えた。
それに、これ以上麻子の食事風景を見ているとこちらの空腹を押さえられなくなってしまう。
うしろ髪を引かれる気持ちになりながらも私達はまた歩き出した。
昇降口周辺では倒れている生徒たちの姿が極端に少なく、けれど血溜まりがあちこちに広がっている。
それを見ていれば自衛隊員たちが近くで死んでいった生徒や先生を運び出していたことがわかった。
「麻子を見つけることはできたけれど、これからどうすればいいか……」
麻子を見つけるという目標を果たすことはできたけれど、その後どうするかは考えていなかった。
学校内で生き残っている生徒たちがどれくらいいるのかもわからない。
「とにかく、どこか座れる場所を探そう」
校内を歩き回って疲れたのか、圭太がそう提案した。
「麻子と行動しなくていいのか?」
保険室内の光景を見ていたはずの圭太がそう声をかけてきたので私は曖昧にうなずいた。
「ここは鍵をかけておけば安全だと思う。しばらく食料もありそうだし」
少なくても、私達みたいになんの目標もなく校内にいるよりはマシだと思えた。
それに、これ以上麻子の食事風景を見ているとこちらの空腹を押さえられなくなってしまう。
うしろ髪を引かれる気持ちになりながらも私達はまた歩き出した。
昇降口周辺では倒れている生徒たちの姿が極端に少なく、けれど血溜まりがあちこちに広がっている。
それを見ていれば自衛隊員たちが近くで死んでいった生徒や先生を運び出していたことがわかった。
「麻子を見つけることはできたけれど、これからどうすればいいか……」
麻子を見つけるという目標を果たすことはできたけれど、その後どうするかは考えていなかった。
学校内で生き残っている生徒たちがどれくらいいるのかもわからない。
「とにかく、どこか座れる場所を探そう」
校内を歩き回って疲れたのか、圭太がそう提案した。