人肉病
自然と浮かんでくるのは自分の教室だけれど、また3階まで上がるということは階段の途中の死体などを見なければならないということだ。
それは避けたくて、私達は1階にある音楽室へと向かった。
高校に入学してから音楽は選択科目になり、私も圭太もこの教室へはまだ1度も入ったことがなかった。
「こんなことでもないと、入らなかった場所だな」
圭太がそう呟いて分厚いドアを開く。
音楽室の床には柔らかな赤いマットがひかれていて、フカフカして踏み心地が良い。
音を吸収させるためか、壁も通常の教室とは異なっているみたいだ。
「ここなら横になっても大丈夫そうだね」
学校内に保健室のベッド以外で横になれそうな場所はそうそうない。
私は嬉しくなって柔らかな床の上に座り込んだ。
そのまま横になってしまおうかと思ったが……グジュッ。
手のひらに嫌な感触がして咄嗟に床から手を離す。
その手の平は真っ赤に染まっていたのだ。
「え……?」
一瞬なにが起こったのかわからなくて頭の中が真っ白になった。
私の手、どうしてこんなに赤くなってるの?
それは避けたくて、私達は1階にある音楽室へと向かった。
高校に入学してから音楽は選択科目になり、私も圭太もこの教室へはまだ1度も入ったことがなかった。
「こんなことでもないと、入らなかった場所だな」
圭太がそう呟いて分厚いドアを開く。
音楽室の床には柔らかな赤いマットがひかれていて、フカフカして踏み心地が良い。
音を吸収させるためか、壁も通常の教室とは異なっているみたいだ。
「ここなら横になっても大丈夫そうだね」
学校内に保健室のベッド以外で横になれそうな場所はそうそうない。
私は嬉しくなって柔らかな床の上に座り込んだ。
そのまま横になってしまおうかと思ったが……グジュッ。
手のひらに嫌な感触がして咄嗟に床から手を離す。
その手の平は真っ赤に染まっていたのだ。
「え……?」
一瞬なにが起こったのかわからなくて頭の中が真っ白になった。
私の手、どうしてこんなに赤くなってるの?