人肉病
「圭太はずっと君と行動してるんだよな?」
「うん。少しの時間離れたりはしたけど、ずっと一緒だったよ」
「それなら感染してもおかしくないはずだよな」
「それは、そうだけど……」
自衛隊員たちはみんなガスマスクを着用している。
それでも感染してしまった人がいるくらい、このウイルスは感染力が強いのだ。
「どうして圭太は感染したいんだと思う?」
「風邪でも個人差があるから、そういうものなんじゃないかな? 今だって、まだ感染していない人っているよね?」
「確かにまだ感染していない人たちはいる。けれど彼らはみんな感染者から逃げていたみたいなんだ」
外へ出てから見てきた光景なのか、直は思い出すようにして告げる。
学校内でも、感染していない生徒はたいてい1人でいたかもしれない。
音楽室の彼がいい例だ。
「この街での感染者はすでに8割を超えているらしい」
直はそう言ってスマホ画面を見せてきた。
ネットニュースには確かにそう書かれているみたいだ。
「うん。少しの時間離れたりはしたけど、ずっと一緒だったよ」
「それなら感染してもおかしくないはずだよな」
「それは、そうだけど……」
自衛隊員たちはみんなガスマスクを着用している。
それでも感染してしまった人がいるくらい、このウイルスは感染力が強いのだ。
「どうして圭太は感染したいんだと思う?」
「風邪でも個人差があるから、そういうものなんじゃないかな? 今だって、まだ感染していない人っているよね?」
「確かにまだ感染していない人たちはいる。けれど彼らはみんな感染者から逃げていたみたいなんだ」
外へ出てから見てきた光景なのか、直は思い出すようにして告げる。
学校内でも、感染していない生徒はたいてい1人でいたかもしれない。
音楽室の彼がいい例だ。
「この街での感染者はすでに8割を超えているらしい」
直はそう言ってスマホ画面を見せてきた。
ネットニュースには確かにそう書かれているみたいだ。