S系外科医の愛に堕とされる激甘契約婚【財閥御曹司シリーズ円城寺家編】
「――はい。柾樹さんと一緒にいられる毎日が楽しくて、宝物です!」
ふいにドライヤーの音が止まる。
「あれ? まだ乾いてないですけど」
言いながら、軽く振り返った和葉の身体を柾樹はふわりと優しく抱く。
「……そんなかわいい顔で、今の台詞は反則じゃないか?」
長い指が和葉の顎をクイと持ちあげた。端整な顔が近づいてきて、濃厚な彼の色香に酔わされる。
「ま、柾樹さん?」
「以前にも教えただろう? キスの前はもう黙っておけと」
妖艶に笑って、彼は和葉の唇を奪う。柾樹の舌は自在に動き回り、巧みに和葉を翻弄する。
「あっ、んん」
思わず、鼻にかかった声が漏れる。柾樹はぴたりと動きを止め、和葉の唇を解放した。
「――やばい。これ以上その声を聞かされていたら、やめられなくなる」
彼はもう一度、和葉を胸に抱き優しい声で言う。
「大事な時期だしな」
「はい」
おなかの子への彼の愛情が伝わってきて、和葉もうれしかった。
「それに、髪が濡れたままで和葉が風邪を引いたら大変だ」
柾樹は反省した様子で、慌ててドライヤーを再開した。
乾いた髪に、今度は丁寧にブラシをかけてくれる。彼にされるがままになりながら、和葉はふと尋ねた。
「そういえば、三浦先生は大丈夫ですか? すごく落ち込んでいた様子だったから」
ふいにドライヤーの音が止まる。
「あれ? まだ乾いてないですけど」
言いながら、軽く振り返った和葉の身体を柾樹はふわりと優しく抱く。
「……そんなかわいい顔で、今の台詞は反則じゃないか?」
長い指が和葉の顎をクイと持ちあげた。端整な顔が近づいてきて、濃厚な彼の色香に酔わされる。
「ま、柾樹さん?」
「以前にも教えただろう? キスの前はもう黙っておけと」
妖艶に笑って、彼は和葉の唇を奪う。柾樹の舌は自在に動き回り、巧みに和葉を翻弄する。
「あっ、んん」
思わず、鼻にかかった声が漏れる。柾樹はぴたりと動きを止め、和葉の唇を解放した。
「――やばい。これ以上その声を聞かされていたら、やめられなくなる」
彼はもう一度、和葉を胸に抱き優しい声で言う。
「大事な時期だしな」
「はい」
おなかの子への彼の愛情が伝わってきて、和葉もうれしかった。
「それに、髪が濡れたままで和葉が風邪を引いたら大変だ」
柾樹は反省した様子で、慌ててドライヤーを再開した。
乾いた髪に、今度は丁寧にブラシをかけてくれる。彼にされるがままになりながら、和葉はふと尋ねた。
「そういえば、三浦先生は大丈夫ですか? すごく落ち込んでいた様子だったから」