二次元に妻を奪われたくないスパダリ夫は、壮大すぎる溺愛計画を実行する
 それから2分ほど、呼吸するのも大変なくらい涼からのキスを、香澄は浴び続けた。
 キスがあまりにも気持ちよくて、無意識にもっとと求め続けてしまった香澄は、自然と涼の首に腕を回して涼からの熱烈なキスをもっと求めた。
 その求めに応えるかの如く、涼は一旦香澄をふかふかのクッションの上に座らせてから、再度覆いかぶさってからまたキスを繰り返す。
 
「涼……先生……」
「香澄……かわいいよ……」

 お互いの唇と舌を奪い取るようなキスのせいで、熱を帯びてしまった2人の体。
 もし香澄のお腹がもう少し平らであったならば、愛の結晶の存在を忘れて求めあっていたかもしれない。
 だが香澄のお腹を守るための、少し不自然な体勢を2人が取ることで、どうにかギリギリのところで理性を保ち続けていた。
 
「先生……大好き……」

 耳元で香澄の可愛い囁きを聞いた涼のあそこはもちろん、爆発寸前。
 ブランド物のお高いパンツが悲鳴をあげそうなほどに。
 そんな2人の本能に水を差したのは、窓の外から聞こえてきた雨の音だった。
 涼は、それを聞いた瞬間ピタリと香澄へのキスを止めてしまった。
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