廻った世界で,また君と恋を紡ぐ。



「1年の単元で学力勝負……してた……みたいな?」



2年分をさっと纏めて,私は隠す方を選んだ。



「へー。で,どうだったの?」



お姉ちゃんがキッチンに向かいながら聞く。



「そこは私!」



ウソ偽りない勝敗を,私は自慢げに答えた。

コップを出しながら,ふーんと口にするお姉ちゃん。



「ところでさ。ねぇ,2人はジャスミンティー飲む? 私コンビニの冷たいのしか知らなかったんだけど,ミ⚪ドで飲んだらめっちゃ美味しかったんだよね」

「飲む~!!」

「俺はパス」



そうして,私達はお菓子の時間になった。
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