廻った世界で,また君と恋を紡ぐ。

母親が家にいる時に来てしまう高峰さん。



「お邪魔になるんで帰りま……」

「じゃあ私の部屋でいい?」



え,今帰ろうとした?

気を使わなくていいよ。



「ほら。隣はお姉ちゃんの部屋だし,後で顔出しにいこ」



好きだって気付いちゃった。

だからもう,次からはないけどね。




「部屋,広くないでしょ? 敷物あるとは言え床もなんだし,そこ座っていいよ」



寝る場所に座るな,とは。

小さい頃何度も敷布団でおばあちゃんに怒られたけれど。

私は特に気にしない。

私は自分のベッドを指差した。

何故かため息をついた高峰さんが,ドスっと音を立てて座る。

どうしたの,私,気にさわること言った?



「お前さぁ」

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