鬼上司に恋しました〜本当の、恋を教えてくれたのはあなたです
課長を筆頭にですね。
「わかりました。勇気が入りますけど頑張ります」
「手土産持って通った甲斐があったな。美味しい飯にありつけた」
「もう、なんなんですか。それ目当てだったんですか」
違うとわかっているが、あははと笑った。
手を伸ばしてきて、頭を撫でられる。
「俺もいる。頑張って来い」
もう、キュンキュンして止まりません。
誤魔化せない気持ち。
私は、恋に堕ちたのです。
「課長、彼女いますか?」
「なんだ、突然」
「どうなんですか?」
「こんなだぞ。いるわけがない。一生独身でいいと思っている」
ガバッと身を乗り出して、課長を見つめる。
課長の背後はベットで、テーブルを挟んでいるが、課長は後ろにのけぞっていた。
「急に、なんなんだ?」
「課長、私、今の職場で一生懸命頑張ります。だから、私と付き合ってください。私とつきあったら、ご飯も作りますし、お掃除も、お洗濯も…課長の性欲も解消できますよ。お得です」
「…な、何言ってる。別に俺は自分でできるし、女が家事をするのが当たり前だと思ってるわけじゃない。離婚した理由のきっかけだっただけで…それに、性欲の解消って…女の子がいうものじゃない」
ほんと、真面目か。
「私のすっぴんを可愛いと思ってくれるなら、課長の求める癒しをあげます」