鬼上司に恋しました〜本当の、恋を教えてくれたのはあなたです
「課長の下の名前って、なんですか?」
「千紘だけど」
「千紘さん、おやすみなさい」
そう言って、にこりと笑うと、課長の顔は真っ赤になる。
可愛いな、もう。キスするぞ。
隙だらけの課長の頬にチュッとキス。
鋭い目を開き、驚いていて、言葉を詰まらせながら「…おっ、また、な」
と帰って行った。
ベットの上にダイブして、抱き枕を抱きしめる。
こんなドキドキ、ワクワクするのは初めてで、頬が緩むのだった。
週をあけて、会社に出勤する前に身支度をする。
久々に、頑張ったメイク。
すっぴんを可愛いと言ってもらえたが、詐欺メイクは、やめれない。
メイクの成功率で気合いの入り方が違う。
今日は、完璧で、昨日買った箱菓子を持って、朝早く起きてお弁当を2人分の量を用意して出勤。
久々過ぎて、どうしようと緊張していた。
経理課のドア前で中を伺うと、課長と視線があって鋭い目が、優しく笑う。
もう、好き…
「おー、中村。来たか」
みんなが、いっせいに私に視線を向けた。
それぞれの表情をする中、課長が、頑張れと頷いてくれる。
「長い間、お休みして申し訳ありませんでした。今日から、心を入れ替えて頑張ります」
課長が、手を叩き拍手しだすと、皆も笑顔で拍手して歓迎してくれた。