ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「そしてこちらが、フィフィール国からやって来た人魚のルールー嬢だ。フィフィールの守護妖精とも懇意にしている、真珠貝商店の……」

「おかげさまで、わたしは正式に真珠貝商店の跡取りと認められましたわ」

 ルールーが笑顔で言うと、一同から拍手が湧き起こった。

「しかし、大商店の跡取り娘が、なぜ軍事演習に?」

 誰かが口にしたそんな疑問に、ルールーは「あら、野外の料理会に参加するために参りましたのよ。天才料理人であるエリナの作る料理には、お金になる可能性が感じられるからですわ。それに……」とすまし顔で言ったから、ぺろっと舌を出した。

「三人で楽しく遊びたかったんですもの!」

 子どもらしい仕草に、強面の戦士たちも「なんだかんだ言っても、子どもに大切なのは遊ぶことだからな」「大いに遊んでけっこう!」と笑った。
< 104 / 244 >

この作品をシェア

pagetop