ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「カレールーを作ってきて、本当によかったにゃ……」

 セラが取ってきてくれた洋梨を次々にむいて、子どもふたりと世話役ふたりに勧めつつ食べながら、エリナはほっと息を吐いた。

「ルーの作り方はコツがいるし、魔石コンロのように火力を調節できないと焦がしてしまう恐れがあるにゃ」

「そうね、あらかじめ作っておけば、具が柔らかくなったらカレールーを入れて煮込めばできあがりですものね。さすがはエリナね、役に立つものを作ってくれてありがとう」

 ルールーは「甘くって美味しい洋梨だわ。マーレン国って果物が美味しくて素晴らしいわよね」と言いながら、エリナのむいた梨をつまんだ。梨の皮はりんごと違ってもそもそして美味しくないのだ。

「エリナちゃんたちの活躍で、どの班も美味しいカレーライスが作れそうだね。本当にお疲れさまー」

 セラは遠慮なく梨をパクつきながら言った。

「皆さん、たいそう活躍をされていましたね……?」

 イーシーがなにかの気配を感じて、王宮方面からの道を見た。
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