ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
『そういえば、この前彗星を破壊した時も、妖精の力で分子を振動させたんだっけ。激しく動かして高温にすることも、逆に動きを止めて絶対零度にすることも可能なのかな……分子同士の結合を解いたりつなげたり、なんてことも……』

 エリナが考え込んでいると、ルールーに耳をつつかれた。

「もしもし子猫ちゃん、そろそろカレーの具が煮えたみたいよ」

「にゃっ、ルーを入れなくちゃ! ありがとうにゃ、ルールー」

「いいのよ。さあ、行きましょう」

 肉と野菜が焼けるいい匂いの中、エリナとルールーは各お鍋にカレールーを入れて回った。

「焦げないように、底の方からしっかりとかき混ぜてください。だんだんととろみが出てきますから、油断しないようにお願いします」

「了解です! 決して焦がしません!」

 焦げてしまったら美味しいカレーライスにありつけないので、皆真剣な顔で鍋をかき回した。

< 153 / 244 >

この作品をシェア

pagetop