ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「とっても美味しかったわ」

「美味しかったにゃん!」

 素朴だが、食材の美味しさが全面に出た朝ごはんを堪能し満ち足りた様子のルールーとエリナを見て、ウィリオ王子は「口に合ってよかった」と頷いた。

「少し休んでから、湖に入ってみよう。朝は肌寒いから、湯が湧いている場所から行こうか」

「やったー、温泉に入れるにゃん!」

「エリナは温泉が好きなの?」

「うん。スカイヴェン国にもいい温泉リゾートがあって、ルディさんと行ったことがあるけど、とても楽しかったにゃん」

 熊のアルデルンの実家であるコースト領には、豊富な湯が湧き出す温泉地帯があるのだ。長期休暇をとってお風呂にのんびり浸かり、エリナの発案した温泉プリンを食べるのが、目下のスカイヴェン国でのトレンドなのである。

「温泉プリン……美味しそうな予感がする食べ物だわ!」

「それはどんな味がするのか? 想像がつかないが……マーレン国の温泉ではできないかな?」

「ぬるいお湯では作れないにゃ」

「それは残念だな」

 ルールーとウィリオ王子とそんな話をしながら、爽やかなミントのお茶を飲んで、食後の休憩をとってから後片付けをすると、エリナとルールーは水着に着替えた。
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