ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
 ルールーが用意したのは露出が少ないツーピースの水着で、フリルがたっぷりのスカートがついた可愛らしいデザインであった。
 ちなみに、なぜツーピースなのかというと、ルールーが下半身を人魚化しても使えるようにするためなのである。フィフィール国ではこのように上下が分かれた水着が基本なのだ。

「フリルが可愛いにゃ。ルールーは水色で、わたしはピンクなのにゃね」

「そうなの。ここの真珠のアクセントがポイントなのよ」

 バロック真珠とシーグラスを使って、胸元にキラキラ光る刺繍が施されている。

「ま、まさか、お高いんでは……」

 エリナが家計を預かる奥様のような口調で言ったので、ルールーは「大丈夫よ」と笑った。

「綺麗な球形の真珠にはお高いものもあるけれど、この不揃いのバロック真珠は安価なのよ。うちの国の者は皆、泳ぎが達者ですもの。その気になれば、自分で真珠を取りに行けちゃうしね」

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