ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「もうすっかりあったまったから……そろそろお魚を獲らない? いいかにゃ?」

 子猫は、魚がいそうなポイントをちらちらと見ながら「獲る? 獲ってもいいかにゃ?」とそわそわした。どうやら猫としての血が騒いでいるようだ。

「あっ、鱗が光るのが見えたにゃ!」

 にゃーにゃー騒ぐ子猫を見て、ウィリオ王子とルールーは笑いながら「それでは、子猫のお手並み拝見といこうか」「お昼ごはんは、お魚の塩焼きかしらね」と言った。

「あれはクリスタルフィッシュといって、焼き魚にするととても美味しいのだ。鱗がキラキラ光って見つけやすいが、逃げ足が速いため、なかなか釣り上げられない難敵だが……」

「そこは猫に任せてにゃ!」

 エリナはそう言うと、本気のクロールで木の枝の影になったお魚ポイントに向かって泳ぎ出した。

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