ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
 すると、エリナがさらに言った。

「セライラスタングリーズルさんも、すごくカッコよくて顔が整ったハンサムでしょ」

「うんうん、ハンサムだわ」

「そんな美形がふたり揃って見事なボケツッコミをするという、そのギャップもいいのにゃんよ。これは『ギャップ萌え』って言うにゃん」

「ふむふむ、なるほどね。エリナのお国の言い回しは面白いわ」

「ふふふ」

 子猫がドヤ顔をした。

「ええっ、まさかのわたしも褒められた? 巻き添え褒めですか?」

「くくくっ、セライラスタングリーズルよ、モテ期が来たようだな」

 ウィリオ王子はにやにやしながら「ヒューヒュー」とお返しをした。

「うー、もうっ、油断がならないお嬢さん方ですね」

 そのチャラい性格のせいか、カッコいいと言われ慣れていないセラは、美少女ふたりから素直な直球褒めを受け、すっかり照れてしまって目を泳がせた。

「ささっ、それでは果物をどうぞどうぞ、さあどうぞ、こちらにどうぞ」

 肩にタオルをかけられたエリナとルールーは椅子を勧められたので、落ち着いて果物を食べることにした。

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