ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
 そして、いつものように青弓亭で朝食を作り、常連の隊員たちを「いってらっしゃい」と送り出したエリナたちが片付けものを終えて、ゆっくり休憩をしながら打ち合わせをしていた時、店に諜報部員のうさぎのジャンが顔を出した。

「こんにちは、ミメットさんにエリナちゃん」

「おはようございます、ジャンさん」

「おはよう、ジャン。なにかあったのかい?」

 勘の良いミメットが尋ねると、うさぎは耳をぴょこっと動かすと苦笑した。

「実はその通り。……ミメットさん、他言無用なメッセージをエリナちゃんに届けていいかな?」

「どうぞ」

 有名な冒険者であり、エリナ絡みで王族たちと関わりを持つ旋風のミメットは、『他言無用の秘密』を山ほど知らされているので、ジャンにウインクをした。

「ええとね、フィフィール国に接する山脈に開いた大穴について、エリナちゃんは関わっていますか? だそうですよ」

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