ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「もうそろそろ王宮の上に到着するぞ」
ルディにそう声をかけられて、下を見下ろしたエリナは「うわあ、高いですね! 遥か下の方に見える、おもちゃのようなお城がマーレン国の王宮なのかにゃ?」と、ルディに尋ねた。
マーレン国には、スカイヴェン国を立ってから数時間で到着した。空を走り慣れているルディにとってはほんのお散歩気分である。
「かなり高い位置を走って……飛んで、か。飛んでいるから小さく見えるな。マーレン国に着いたら、まずは王宮に顔を出すようにと言われている。なに、これは非公式な訪問だから、作法だのなんだのという堅苦しいことは一切気にする必要はない」
エリナはそれを聞いて安心した。
彼女はスカイヴェン国の守護妖精なのだから、身分という観点から見ると王族と同じかそれ以上の存在なので作法など気にする必要はないのだが、そのことはまだ信用できる数名にしか伝えていないのだ。
「向こうは『ウィリオ王子の友達が遠くから遊びに来てくれた』という気持ちだから、緊張する必要などない。ついでに言えば、マーレン国の守護妖精のわがままで小さな女の子がわざわざごはんを作りに来てくれた、という事情があるから、むしろマーレン国の王族が感謝して頭を下げる立場だな」
「そ、それはそうですけど……王様に頭を下げられたらむしろいたたまれなくて緊張するにゃ!」
ルディにそう声をかけられて、下を見下ろしたエリナは「うわあ、高いですね! 遥か下の方に見える、おもちゃのようなお城がマーレン国の王宮なのかにゃ?」と、ルディに尋ねた。
マーレン国には、スカイヴェン国を立ってから数時間で到着した。空を走り慣れているルディにとってはほんのお散歩気分である。
「かなり高い位置を走って……飛んで、か。飛んでいるから小さく見えるな。マーレン国に着いたら、まずは王宮に顔を出すようにと言われている。なに、これは非公式な訪問だから、作法だのなんだのという堅苦しいことは一切気にする必要はない」
エリナはそれを聞いて安心した。
彼女はスカイヴェン国の守護妖精なのだから、身分という観点から見ると王族と同じかそれ以上の存在なので作法など気にする必要はないのだが、そのことはまだ信用できる数名にしか伝えていないのだ。
「向こうは『ウィリオ王子の友達が遠くから遊びに来てくれた』という気持ちだから、緊張する必要などない。ついでに言えば、マーレン国の守護妖精のわがままで小さな女の子がわざわざごはんを作りに来てくれた、という事情があるから、むしろマーレン国の王族が感謝して頭を下げる立場だな」
「そ、それはそうですけど……王様に頭を下げられたらむしろいたたまれなくて緊張するにゃ!」