ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
王宮の上に着くとルディは「そろそろ下りるぞ」と言って、螺旋を描くようにしてゆっくりと降下していく。そして、まずは建物の一番上に掲げられたスカイヴェン国とマーレン国の旗の周りを三周した。
「……王宮のてっぺんに歓迎の旗がはためいているところを見ると、きっと正式なお客様なのだろう。まあ、王宮の警備兵たちは滅多なものを放置しないだろうからな。他国からのお客じゃないのか?」
「そうか、あれはスカイヴェン国の旗だな。そう言われてみれば、あれはたいそう立派な身体をした動物……いや、獣人なのだな。うむ、それならばきっと強い武人だろう。スカイヴェン国の獣人は強者揃いと聞いているから、一度手合わせをしてみたいものだな」
キラキラした瞳でルディを見る男性の頭を、エルフの女性がスパコーン! としばいた。
「ちょっとあんた、なに馬鹿なことを口にしてるの! 王宮のお客さんにいきなり喧嘩を売るような真似をしたら、このわたしが承知しないわよ!」
「しないしない、一番手強くて絶対に手合わせしたくない奥さんに激怒されたら、俺はこの国にいられなくなるからな!」
「言い方ってもんがあるでしょう、こんなに可愛い妻に向かってさ!」
などとといった具合に、しっかりと驚かれて、ついでにいろいろな(夫婦間の)事件を巻き起こしていた。
「……王宮のてっぺんに歓迎の旗がはためいているところを見ると、きっと正式なお客様なのだろう。まあ、王宮の警備兵たちは滅多なものを放置しないだろうからな。他国からのお客じゃないのか?」
「そうか、あれはスカイヴェン国の旗だな。そう言われてみれば、あれはたいそう立派な身体をした動物……いや、獣人なのだな。うむ、それならばきっと強い武人だろう。スカイヴェン国の獣人は強者揃いと聞いているから、一度手合わせをしてみたいものだな」
キラキラした瞳でルディを見る男性の頭を、エルフの女性がスパコーン! としばいた。
「ちょっとあんた、なに馬鹿なことを口にしてるの! 王宮のお客さんにいきなり喧嘩を売るような真似をしたら、このわたしが承知しないわよ!」
「しないしない、一番手強くて絶対に手合わせしたくない奥さんに激怒されたら、俺はこの国にいられなくなるからな!」
「言い方ってもんがあるでしょう、こんなに可愛い妻に向かってさ!」
などとといった具合に、しっかりと驚かれて、ついでにいろいろな(夫婦間の)事件を巻き起こしていた。