ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「エリナ……ユーディリシェイラミアムスさまと知り合い……いや、とても仲がよいのだな。これは驚いたぞ」

 ウィリオが緑の光を放って王宮の中に消えた守護妖精を見送りながら言った。

「なんでもご存じのユーディリシェイラミアムスさまだから、風の噂でエリナの料理のことを知ったのだと思っていたのだが……」

「いろいろ事情があるのにゃ。ちなみに、ユーさまのところで側仕えしていたドリュアドの女の子が、今は青弓亭で住み込みで働いているにゃんよ」

「にゃんと! おっと、つられてしまった……」

 猫的な返事をしてしまったウィリオは、少し顔を赤くした。

 ちなみに、ルールーはエリナがフーラアヌに真珠を返しに行った時に、お食事会(もちろん、シーフードがたっぷり入ったカレーライスだ)にお呼ばれしたため、子猫が妖精の世界でも顔が広いことを知っているので平然としていた。

 自分の従者が、フーラアヌと昔馴染みの友達である大海蛇であることには、さすがに気がついていなかったが。
 さらに、この伝説級のはまぐりの妖精であるフーラアヌが、ルールーとエリナのことをたいそう気に入っていて、全力で推していることにも気づいていない……。
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