交際0日ですが、鴛鴦の契りを結びます ~クールな旦那様と愛妻契約~
「妻に触るな」
冷たい冬の外気温よりも低い俺の声に、小梅がびくりと肩を揺らしたのが伝わる。
「触るなだなんて…酷いです、社長。 私はただ、奥様とお話がしたかっただけですのに…」
「今後、妻に近づくようなことがあればその時は容赦しませんよ。あなた自身も、あなたの会社にとってもこれ以上は諦めた方が身のためです。 …行こう、小梅」
俺は小梅の手を取って踵を返す。
歩幅も気にせずただひたすら歩き続けた。あの女から離れなければ、小梅を守らなければと脇目も振らずに。
ぐいっと手が引っ張られ、ようやく足を止める。
いつの間にか人の往来がすっかり落ち着いた道まで来ていた。
冷たい冬の外気温よりも低い俺の声に、小梅がびくりと肩を揺らしたのが伝わる。
「触るなだなんて…酷いです、社長。 私はただ、奥様とお話がしたかっただけですのに…」
「今後、妻に近づくようなことがあればその時は容赦しませんよ。あなた自身も、あなたの会社にとってもこれ以上は諦めた方が身のためです。 …行こう、小梅」
俺は小梅の手を取って踵を返す。
歩幅も気にせずただひたすら歩き続けた。あの女から離れなければ、小梅を守らなければと脇目も振らずに。
ぐいっと手が引っ張られ、ようやく足を止める。
いつの間にか人の往来がすっかり落ち着いた道まで来ていた。