マイシス××。
私の叫び声が高い天井に響く渡ったところで、シグレの目が一瞬だけ見開かれるだけ。
「うわっ、スッゲーそそるわ。お前のその顔」
目元は全然笑っていないシグレの口元だけが緩んだのが見えた。
「抵抗しろよ?」
"した方が面白いから"なんて言葉を続けるシグレの顔が、ゆっくりと私へと近付いてくるのに。
"教室の時と同じ"そう思ったけど、手も足も動かせなかった。
「……ぁ、」
声もうまく出ない。
目をギュッと瞑った、その時──。
「シグレ様」
"トントン"と扉をノックをする音と同時に、どこかで聞いた事のある男の人の声が耳に入った。