マイシス××。
「さ、触らないで下さい!!」
慌ててシグレの隣から離れようとすれば。
「ひゃはは、お前さぁ。何、意気がってんの?」
何が可笑しかったのかシグレはお腹を抱えて笑い出して、"全ッ然怖くもねぇし"なんて言葉が続けられる。
「あ、あの、学校でなんですけど」
「あ?」
ビクビクしながら口を開けば、さっきまで笑い声をあげていたシグレの眉が、ピクリと上につり上がるのが見えた。
「わ、私に……。は、話しかけないで貰えますか?」
「はぁぁぁあ?お前さぁ、誰にもの言ってんだよ?」
「あの、お願い……」
「土下座だ。土下座しろよ。そしたら考えてやってもいーぜ」
「……」
「あ、考えるだけな」
「……」
「早くしろって」
なんて、シグレは偉そうに足を組み直して、上から見下ろす様に私に視線を向けるから。
「……非常識」