『執愛婚』~クリーミー系ワンコな部下がアブナイ男に豹変しました
*
土曜日の昼過ぎ。
地元の結婚式場の大広間を貸切っての同窓会。
前回の同窓会から三年しか経ってないから、それほど変わった感じはしないけれど。
結婚して子供ができた同級生が何人かいた。
「悠真~っ!!」
「おっ、田上っ!」
仕事の関係で北海道に転勤になった仲の良かった田上 浩平と軽くハグする。
「相変わらず、お前カッコいいな」
「フッ、おだてても奢らねーぞ」
「圭吾は?」
「あー、あそこで元カノに捕まってる」
指差した先にいる圭吾。
一年ほど付き合った彼女に浮気され、別れた過去がある。
一見クールに見える圭吾だから、少しくらい浮気しても平気だと思われたのか。
結構あっさり別れた二人。
圭吾はもう何とも思ってないようだが、再会し、ますますカッコよくなった圭吾のことが惜しくなったのか。
既に三十分ほど捕まってる。
……圭吾、ご愁傷様。
「ねぇねぇ、悠真くん、二次会行く?」
「……たぶん、行かない」
いや、確実に行かないけど。
“行かない”と今言ったら、しつこくされそうで言えないだけ。
「行こうよっ!久しぶりだし、みんなで盛り上がろうよっ!」
「行くよね?ねっ?!」
「………ん~…」
メイクバッチリの女子に囲まれた。
誰だっけ、こいつ。
名前思い出せねぇ。
ってか、何自然と腕絡めてんの。
そこは、璃子さん専用ポストだよ。
「あ、ごめんっ、ちょっとトイレ」
帰りてぇー。
圭吾に声掛けてマジで帰ろうかな。
トイレに行くふりをして、一旦式場の外へと出る。
すると。
土曜日の昼過ぎ。
地元の結婚式場の大広間を貸切っての同窓会。
前回の同窓会から三年しか経ってないから、それほど変わった感じはしないけれど。
結婚して子供ができた同級生が何人かいた。
「悠真~っ!!」
「おっ、田上っ!」
仕事の関係で北海道に転勤になった仲の良かった田上 浩平と軽くハグする。
「相変わらず、お前カッコいいな」
「フッ、おだてても奢らねーぞ」
「圭吾は?」
「あー、あそこで元カノに捕まってる」
指差した先にいる圭吾。
一年ほど付き合った彼女に浮気され、別れた過去がある。
一見クールに見える圭吾だから、少しくらい浮気しても平気だと思われたのか。
結構あっさり別れた二人。
圭吾はもう何とも思ってないようだが、再会し、ますますカッコよくなった圭吾のことが惜しくなったのか。
既に三十分ほど捕まってる。
……圭吾、ご愁傷様。
「ねぇねぇ、悠真くん、二次会行く?」
「……たぶん、行かない」
いや、確実に行かないけど。
“行かない”と今言ったら、しつこくされそうで言えないだけ。
「行こうよっ!久しぶりだし、みんなで盛り上がろうよっ!」
「行くよね?ねっ?!」
「………ん~…」
メイクバッチリの女子に囲まれた。
誰だっけ、こいつ。
名前思い出せねぇ。
ってか、何自然と腕絡めてんの。
そこは、璃子さん専用ポストだよ。
「あ、ごめんっ、ちょっとトイレ」
帰りてぇー。
圭吾に声掛けてマジで帰ろうかな。
トイレに行くふりをして、一旦式場の外へと出る。
すると。