新そよ風に乗って ⑥ 〜憧憬〜
暫くしてチャイムが鳴ったので、中原さんだと思ってゆっくり起き上がってドアに向かい、覗き窓から見て中原さんの姿を確認してからドアを開けた。
「遅いから迎えに来たんだけど……矢島さん。大丈夫? 顔色悪いよ」
中原さんがドアを持ってくれたので、立っているのが辛くてドアにもたれ掛かった。
「すみません。何だか、気分が悪くて……」
「大丈夫? 無理はしない方がいいよ。このまま、部屋で寝ていた方がいいんじゃない?」
「ありがとうございます。きっと少し休めば大丈夫だと思うので、中原さん。先に行っていて下さいますか?」
「1人で、大丈夫?」
中原さんが、心配そうに聞いてくれた。
「はい。大丈夫です。少し横になったら、直ぐ良くなると思いますから」
「分かった。じゃあ、先に行っているけど、何かあったら携帯で呼んで。直ぐ来るから」
「はい。ありがとうございます」
中原さんに先に宴会場に行っていてもらうことにして、ドアにもたれ掛かっていた時も目眩がして気持ち悪かったので、急いでドアを閉めてそのままベッドに倒れ込むように横になった。
ベッドに寝て目を瞑っていても、何だかグルグルまわっている感じがする。
ピンポーン。
どのぐらい、時間が経ったのだろう。
少し眠っていた気がしたが、チャイムの音で目が覚めた。
ゆっくり起きあがって、ドアの方へ向かう。
一応、また覗き窓から見ると、まゆみと中原さんが立っていたので直ぐにドアを開けた。
「まゆみ」
「陽子。大丈夫? 中原さんが心配して、私を捜して教えてくれたの。部屋で寝てるって聞いて、驚いて飛んできたんだから」
まゆみがドアを広く開けて部屋に入ると、私を支えるようにしてベッドに寝かせてくれた。
「まぁた、こんなところを誰かに目撃されて、陽子か私が中原さんと強制カップルにさせられちゃって噂にでもされたら堪らないから、中原さんも取り敢えず中に入ってもらえます?」
ドアのところに立っていた中原さんに向かって、まゆみが指示するようにそう言った。
「あっ。ああ……」
中原さんは、まゆみに言われて部屋の中に入るとドアを閉めた。
「陽子! あんた、ちゃんと食べてる? そんな疲れた顔して、寝てないんでしょう。まあ……陽子がこんな風になった原因は、分かってるけどね」
「まゆみ……」
「遅いから迎えに来たんだけど……矢島さん。大丈夫? 顔色悪いよ」
中原さんがドアを持ってくれたので、立っているのが辛くてドアにもたれ掛かった。
「すみません。何だか、気分が悪くて……」
「大丈夫? 無理はしない方がいいよ。このまま、部屋で寝ていた方がいいんじゃない?」
「ありがとうございます。きっと少し休めば大丈夫だと思うので、中原さん。先に行っていて下さいますか?」
「1人で、大丈夫?」
中原さんが、心配そうに聞いてくれた。
「はい。大丈夫です。少し横になったら、直ぐ良くなると思いますから」
「分かった。じゃあ、先に行っているけど、何かあったら携帯で呼んで。直ぐ来るから」
「はい。ありがとうございます」
中原さんに先に宴会場に行っていてもらうことにして、ドアにもたれ掛かっていた時も目眩がして気持ち悪かったので、急いでドアを閉めてそのままベッドに倒れ込むように横になった。
ベッドに寝て目を瞑っていても、何だかグルグルまわっている感じがする。
ピンポーン。
どのぐらい、時間が経ったのだろう。
少し眠っていた気がしたが、チャイムの音で目が覚めた。
ゆっくり起きあがって、ドアの方へ向かう。
一応、また覗き窓から見ると、まゆみと中原さんが立っていたので直ぐにドアを開けた。
「まゆみ」
「陽子。大丈夫? 中原さんが心配して、私を捜して教えてくれたの。部屋で寝てるって聞いて、驚いて飛んできたんだから」
まゆみがドアを広く開けて部屋に入ると、私を支えるようにしてベッドに寝かせてくれた。
「まぁた、こんなところを誰かに目撃されて、陽子か私が中原さんと強制カップルにさせられちゃって噂にでもされたら堪らないから、中原さんも取り敢えず中に入ってもらえます?」
ドアのところに立っていた中原さんに向かって、まゆみが指示するようにそう言った。
「あっ。ああ……」
中原さんは、まゆみに言われて部屋の中に入るとドアを閉めた。
「陽子! あんた、ちゃんと食べてる? そんな疲れた顔して、寝てないんでしょう。まあ……陽子がこんな風になった原因は、分かってるけどね」
「まゆみ……」