新そよ風に乗って ⑥ 〜憧憬〜
中原さんは、きっと佐藤君と私を労ってくれているんだ。
優しいな。
中原さんは、本当に細かいところに気がつく。
それから、ゆっくりしながら3人での二次会が始まった。
でも、ふと気がつくと考えてしまう。
今頃、高橋さんと土屋さんは何をしているんだろう?
「矢島さん。黙っちゃって、どうかしたの?」
「えっ? い、いえ、何でもないです」
中原さんが、黙っていた私を心配してくれている。
いけない、いけない。
今は、やめよう。考えても、仕方がない。
でも……。
「中原さん。やっぱり、私もお酒を飲んでもいいですか?」
「うーん。そうだな。少しだけなら、いいか」
「ありがとうございます」
飲み終わったウーロン茶の缶を即席の空き缶入れにした袋に入れると、中原さんが缶ビールのプルトップを開けて渡してくれた。
「ありがとうございます」
「やっと旅行が終わるので、幹事としてもホッとしてますよ」
「そうだよな」
「長かったですよ。色々ありましたし、やることも沢山あってこんなに大変だとは、正直思ってなかったです」
「宴会が無事に終わって、気が抜けただろう?」
「はい。もう、どっと疲れが出た感じです。いやー、宴会が無事に終わって良かったですよ。本当に」
幹事になって、本当に色々あった。
佐藤君とのことを、自分の不甲斐なさから高橋さんに誤解されそうな行動をとってしまって……気まずい雰囲気の時期があった。
優しいな。
中原さんは、本当に細かいところに気がつく。
それから、ゆっくりしながら3人での二次会が始まった。
でも、ふと気がつくと考えてしまう。
今頃、高橋さんと土屋さんは何をしているんだろう?
「矢島さん。黙っちゃって、どうかしたの?」
「えっ? い、いえ、何でもないです」
中原さんが、黙っていた私を心配してくれている。
いけない、いけない。
今は、やめよう。考えても、仕方がない。
でも……。
「中原さん。やっぱり、私もお酒を飲んでもいいですか?」
「うーん。そうだな。少しだけなら、いいか」
「ありがとうございます」
飲み終わったウーロン茶の缶を即席の空き缶入れにした袋に入れると、中原さんが缶ビールのプルトップを開けて渡してくれた。
「ありがとうございます」
「やっと旅行が終わるので、幹事としてもホッとしてますよ」
「そうだよな」
「長かったですよ。色々ありましたし、やることも沢山あってこんなに大変だとは、正直思ってなかったです」
「宴会が無事に終わって、気が抜けただろう?」
「はい。もう、どっと疲れが出た感じです。いやー、宴会が無事に終わって良かったですよ。本当に」
幹事になって、本当に色々あった。
佐藤君とのことを、自分の不甲斐なさから高橋さんに誤解されそうな行動をとってしまって……気まずい雰囲気の時期があった。