再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
「ち、違うの。大丈夫。もうすっきりしたから」
「そう? 体調悪いなら仕事は休めよ」
「ううん、仕事には行ける」
ぶんぶんと首を横に振った。
「英介さんはもう家を出る?」
「ああ。もう少ししたら」
「じゃあ私も一緒に行くから待ってて」
ぱたぱたと走って寝室に向かう。クローゼットを一緒に使わせてもらっているので、そこから仕事用の服を取り出して急いで着替えた。
化粧はもうしてある。髪を後ろでさっとひとつにまとめれば出勤準備完了だ。
さっきまでの気持ち悪さも落ち着いてきたかもしれない。
「お待たせ」
玄関で待っていてくれた英介さんの元に駆け寄った。
「遅れちゃうから行こう」
「その前に」
パンプスを履こうとした私の腕を英介さんが優しく引いた。振り返ると、そっと唇が重なる。
「千晶」
一度唇が離れてからまたすぐに角度を変えて重なる。たっぷりと濃厚な口付けを交わしたあと、名残り惜しそうに英介さんが私から唇を離した。
「昨日もたっぷりと千晶を抱いたのにまだ足りない。仕事がなかったら今すぐベッドに直行できるのにな」
そう言って私の頬にちゅっとキスをした英介さんの腕に体を引き寄せられる。